粘りの健康効果

食べ物を飲み込む嚥下機能の衰えた方の食品としても適しています。

  • ◆年をとると、全身機能の衰えに伴って食べ物をうまく飲み込む嚥下機能が低下します。カスピ海ヨーグルトは粘りが強く口の中でバラバラになりにくいため、嚥下機能の衰えた人でも誤って食べ物が気管に入ってしまう誤嚥を起こしにくいと考えられます。そこで、嚥下障害患者の方にカスピ海ヨーグルトを摂取していただき、嚥下内視鏡を用いて評価しました。
  • カスピ海ヨーグルトは、一般的な粘りのないヨーグルトに比べて喉の喉頭への残留が少なかったことから、誤嚥が起きにくいと考えられました。

第14回日本摂食嚥下リハビリテーション学会学術総会(2008年9月)にて発表

詳しい研究結果

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粘り成分(EPS)には、免疫細胞を活性化するはたらきがあります。

  • カスピ海ヨーグルトに含まれる粘り成分(EPS)は、その他の乳酸菌で作ったヨーグルトにはほとんど含まれていない成分です。カスピ海ヨーグルトから精製した粘り成分(EPS)を用いて、免疫細胞を活性化する作用があるかどうかを評価しました。
  • 粘り成分(EPS)は免疫細胞を活性化して、サイトカインとよばれる生理活性物質の生成を誘導する作用があることがわかりました。

日本農芸化学会第2008年度大会(2008年3月)にて発表

詳しい研究結果

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ストレスによる肌機能の低価を改善します。

  • ◆ストレスが肌機能に影響を与えることはよく知られています。マウスにヒトの社会的心理ストレスに最も近い過密環境ストレスを与えると、皮膚の血流量や水分量を保つ肌の機能が低下してしまいます。そこで、過密ストレスにより肌機能の低下を引き起こしたマウスに、クレモリス菌FC株で発酵させたカスピ海ヨーグルトから精製した粘り成分(EPS)が含まれる画分を摂取させ、肌機能が改善するかどうかを調べました。
  • 粘り成分(EPS)を含む画分を摂取させたマウスでは、過密ストレスによって起きる肌機能の改善効果が見られました(図2)。

第59回日本栄養・食糧学会大会(2005年5月)にて発表

詳しい研究結果

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ストレスによる肌機能の低下を改善します。

  • ◆マウスにブドウ糖と、クレモリス菌FC株を含むカスピ海ヨーグルト、もしくは粘り成分(EPS)を産生しないクレモリス菌を含む粘りの無いヨーグルトを一緒に投与して、血糖値の変化を調べました。
  • 粘りのあるカスピ海ヨーグルトを一緒に投与したマウスの方が、血糖値の変化が緩やかになることがわかりました。食物繊維は、小腸での糖質の吸収を抑制することで、血糖値の上昇をゆるやかにすることがわかっています。カスピ海ヨーグルトに含まれる粘り成分(EPS)は、ヒトの消化液で分解されませんので、食物繊維のようにはたらくことで血糖値の上昇がゆるやかになる可能性が考えられました。

第63回日本栄養・食糧学会大会(2009年5月)にて発表
Geriatrics (2012) p.141-152にて掲載

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