カスピ海ヨーグルト研究会

カスピ海ヨーグルトのルーツ

はるかヨーロッパ東部 黒海とカスピ海に囲まれたコーカサス地方ジョージア(旧グルジア)

「カスピ海ヨーグルト」のふるさとジョージア(旧グルジア)。四季があり気候も温暖で耕作や牧畜にも最適です。

ジョージア(旧グルジア)の
世界遺産 アナヌリ教会

100歳を超えるお年寄り「センチリアン」

「センチナリアン」 と呼ばれる100歳を超えるお年寄りが元気に暮らしていることから、世界でも屈指の長寿地域として知られています。

ジョージア(旧グルジア)の長寿のヒミツはワイン、たっぷりの野菜と果物、脂を落とした肉料理、そしてヨーグルトを初めとする豊富な乳製品をふんだんに食べるからだといわれています。

伝統的な製法で
作られるワイン

長寿国ジョージア(旧グルジア)のヨーグルト

ジョージア(旧グルジア)ではマツォーニと呼ばれるヨーグルトがたくさん食べられていますが、地方の手づくりヨーグルトには種々の乳酸菌が混在しています。
生乳を自然に発酵させたものを種菌として加えて、発酵させたものには強い粘りが出るものがあり、地方ではそのようなヨーグルトも食べられています。

日本へと渡った神秘のヨーグルト

長寿食文化の研究が専門の武庫川女子大学国際健康開発研究所所長・家森幸男先生は、1986年WHO(世界保健機構)疫学調査のためグルジアを訪れ食事のサンプルを集め、栄養分析のために日本へ持ち帰りました。
日本の人々にもこのヨーグルトの健やかさを届けたいという家森先生の強い想いに賛同したフジッコ株式会社により、このヨーグルトから「クレモリス菌FC株」が分離・純粋培養されて作られた「カスピ海ヨーグルト」の種菌が頒布され、日本に広まりました。現在までに、「カスピ海ヨーグルト」についての様々な研究が行われ、コーカサス地方の長寿の秘密が明らかにされてきています。

2012年カスピ海ヨーグルト第二次調査隊派遣

家森先生が出会った「カスピ海ヨーグルト」のルーツを尋ねるため、2012年第二次調査隊を結成しジョージア(旧グルジア)を訪れました。

その結果、家森先生が見つけた「ジャバ村」から西方に位置する「クタイシ」という町で「カスピ海ヨーグルト」のようなとろりとした粘りのあるヨーグルトが手作りされていました。

粘りの物性を確認する調査隊員

写真上段左から3人目、5人目、8人目が第二次調査隊メンバー

その手作りヨーグルトは先祖代々継承されており、風味がよく離水が少ないという特徴をもち、日本に広がる「カスピ海ヨーグルト」のようでした。
それらが全く同じ乳酸菌かどうかは、まだまだ分析調査が必要ですが、引き続き現地の研究所に協力いただきながら解明に努めてまいります。

写真左から3人目がダラキシビリ博士
(ジョージア科学アカデミー実験形態学研究所老化研究部長)

カスピ海ヨーグルトの乳酸菌
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