「カスピ海ヨーグルト」の秘密The Secret of Caspian Sea Yogurt

「カスピ海ヨーグルト」ヒストリー

2002年11月 頒布を開始

2002年
初代「カスピ海ヨーグルト手づくり用種菌」のパッケージ
2005年11月 100万セット突破
2006年4月
NPO法人「食の安全と健康ネットワーク」からフジッコへ種菌の頒布事業を引き継ぎました。
2007年10月
100万セット突破した日を記念して11月18日を「カスピ海ヨーグルトの日」と制定いたしました。
2011年11月 300万セット突破
2015年5月 500万セット突破
2002年、家森博士は、ジョージア(旧グルジア)から研究のために持ち帰ったヨーグルトを日本の人たちにも安全にお届けしようと、NPO法人「食の安全と健康ネットワーク」とフジッコにこのヨーグルトの頒布について協力を依頼されました。
それまでにフジッコと家森博士とは、大豆の健康成分・イソフラボンについて長年にわたり共同研究を行っておりました。また、フジッコでは漬物や納豆・ナタデココなどの発酵食品を開発し、バイオ技術を蓄積しておりました。そこで、フジッコは、日本人にもこのヨーグルトの健やかさを届けたいという家森先生の強い想いに賛同し、このヨーグルトから「クレモリス菌FC株」を分離・純粋培養して「カスピ海ヨーグルト」の種菌を作り、頒布活動を通じで日本に広めました。「カスピ海ヨーグルト」の種菌が現在の「凍結乾燥」という粉末小袋の形態になったのも、日本全国に安全な品質の種菌をお届けするにはどうしたらよいか・・と検討を重ねた末の結果でした。

当初、「カスピ海ヨーグルト手づくり用種菌」はNPO法人「食の安全と健康ネットワーク」を申込み窓口として、フジッコが製造・発送していましたが、スタートから3年後の2005年11月に、粉末種菌の頒布数が100万セットを突破したのをきっかけにフジッコは、2006年4月よりNPO法人「食の安全と健康ネットワーク」から頒布事業を引き継ぎ、申込窓口から発送までをフジッコで行うようになりました。
今では毎年、「カスピ海ヨーグルト」の健康効果に関する研究をフジッコと専門機関で行い、広く皆様へお知らせする活動を続けております。

家森 幸男氏(やもりゆきお)
武庫川女子大学国際健康開発研究所所長/
京都大学名誉教授/医学博士
米国国立医学研究所客員研究員、京都大学大学院教授、WHO循環器疾患専門委員等を経て現職。また、(公財)兵庫県健康財団会長をはじめ、さまざまな分野で活躍中。著書は「カスピ海ヨーグルトの真実」(法研)、「世界一長寿な都市はどこにある?」(岩波書店)、「大豆は世界を救う」(法研)、「ゲノムプラスの栄養学」(武庫川女子大学出版部)、「健康長寿の食べ方 早死にする食べ方」(海竜社)ほか多数。

家森 幸男 博士(左)と
奥平武則(フジッコ株式会社 顧問)(右)

「カスピ海ヨーグルト」の秘密